バイオエンジニアリング研究会講演会1バレル100ドル時代のバイオエンジニアリング

摘要

平成18年11月17日、標記の講演会が虎ノ門パストラル（東京・港区虎ノ門）において開催された。 平成14年頃まで1バレル20ドル前後で比較的安定していた原油価格はこの時期を境に徐々に上昇し、16、17年における2度の米国精油所のハリケーンによる被害も相まって18年8月には80ドルのレベルに達した。 同年夏の新聞記事によれば、運送業、漁業、ガソリンスタンド、クリーニング業、紙パルプ業などに深刻な影響をもたらし、原油価格高騰を主因とする負債総額1千万円以上の倒産件数は同年上半期（1-6月）において40余件を数えた。