立命館大学堤教授グループキラル液晶エラストマーフィルム実証デバィスの高度化、小型化、省スぺース化に貢献様々な外場応答性機能材料への展開期待

摘要

立命館大学生命科学部応用化学科高分子材料化学研究室の堤治教授らの研究グループは、分子配向制御した単分散液晶微粒子に架橋構造を導入する独自手法で作製した、ナノ周期構造を形成するキラル液晶エラストマーフィルムに伸長ひずみを与えると、らせんピッチ変化に基づく反射色変化が生じ、反射波長がひずみにほぼ正比例して短波長シフトし、^%ひずみで100ナノメートル変化することを確認した。反射領域は紫外～可視～近赤外域まで自在に設計できる。架橋により外部刺激応答性の付与、耐薬?耐熱性、耐候性などの環境安定性なども実証した。