行幸通りと東京駅丸の内駅前広場における照明，ストリートファニチユアのデザイン

摘要

2005年の暮れ東京駅丸の内口周辺から皇居ま でトータルにデザインを検討するための検討組織， 「東京駅丸の内口周辺トータルデザィンフォロー アップ会議」（座長：篠原修東京大学名誉教授）が 設立された。メンバーは土木,建築，都市，デザ イン，歴史，造園の専門家と事業者である東京都, JR東日本に加え，千代田区，地域団体大丸有ま ちづくり協議会で構成された。そして具体のデザ インを検討する場としてデザインワーキング（座 長：内藤廣東京大学名誉教授）が組織され，私は そこで照明やストリートファニチユアを中心にデ ザイン検討をして欲しいと依頼を受けた。実は遡 ること10年程前，皇居周辺整備に係わっていて, 内堀通り全体の車道照明，歩道照明のデザインを 担当したことがその理由であった。