再生PET樹脂の国内需要増へ

摘要

コンビニ業界で初めて、再生PET樹脂を用いた総菜容器の利用が始まった。使うのは使用済みPETボトルをケミカルリサイクルした再生樹脂で、バージン原料で挟む。使用割合は20％程度だ。また昨年より、飲料メーカーによる「ボトルtoボトル」も増えている。日本でPETボトルが使用されるようになった歴史は意外に新しい。1977年にキッコーマンがしょうゆの容器として初めて採用。1982年から飲料用での使用が認められた。以降、多くのメーカーで導入が進み、ガラスびんや缶に取って代わっていった。