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身近な自然の保全

机译:身边的自然的保护

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摘要

10年ほど前に現在の職場に移ってきたときに,先輩の先生から,「植物に興味を持つきっかけほ,雑草か高山植物だが,君のきっかけはどちらか? 」と尋ねられたことがある。私の場合は雑草であった。 雑草は身近な自然を代表するもののひとつである。 私は小学校の低学年まで,昭和30年代の東京都立川市と国立市の境に位置する武蔵野台地南縁の立川崖線付近の自然の中で遊んでいた。 幼児のころに祖母といっしょに,蛇神様と呼ばれていた社からケヤキの椎樹を猫の額のような庭に移植したところ,中学生になるころには家の前の道路までケヤキで覆われてしまった。 この小さな社は立川崖線に位置しており,ケヤキが生えていたかつての崖線の自然の断片を残していた。 小学生になると,国鉄南武線の法面からツルボやノイバラを庭に移植した。 子供用の図鑑をみてチャブカンゾウだと信じてツルボを,クサボケだと信じてノイバラを植えた。 大学生になってみるとヲ「ヤブカンゾウ」を植えたはずの場所に,ツルボの花が咲いていた。 はずかしかったが,やっと種名がわかってうれしかった。 このような体験がなかったら,私は大学生のときに植物学教室に進学しなかったことであろう。 多少は傷つけてもよい身近な自然は,雑草に代表される生きものを好きになったり,生きものの不思議さに目を見張ったりするきっかけとしてかけがえのないものである。 身近な自然の教育的な価値として,子どもの成長に欠くことのできない自然体験を与える場としての意味がある。

著录项

  • 来源
    《绿の読本》 |2006年第14期|1-5|共5页
  • 作者

    倉本 宣;

  • 作者单位

    明治大学農学部;

  • 收录信息
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 日语
  • 中图分类
  • 关键词

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