太陽四国と山口の定修影響で減収減益に油価低迷による販売価格下落も影響

摘要

太陽石油の第80期の中間決算（2016年4月1日から2017年3月31日）は、売上高が2，332億円で前年同期の3，299億円から▲967億円の減収、営業利益が 51億円で前年同期の97億円から▲46億円減益、経常利益が48億円で前年同期 の98億円から▲50億円減益となり、当期純利益が38億円で前年同期の65億円 から▲27億円の減益の減収減益となった。なお、連結ベースでは、連結売上高が 2，365億円で前年同期の3，332億円から▲967億円の減収、連結経常利益42億 円で前年同期の96億円から▲54億円減益、連結当期純利益が31億円で前年同 期の63億円から▲32億円の減益である。第80期の中間期は、四国事業所の中 整備工事並びに山口事業所の定期修理による生産減により販売量が382万klで前 年同期比54万kl減少した。また、原油価格低迷による販売価格の下落も重なり、売上高は乙332億円と前年同期比967億円減収となった。損益は、販売数量の減 少に加え、スチレンモノマー等の石油化学製品のマージン縮小により、営業利益が 51億円で前年同期比46億円減益、経常利益が48億円で前年同期比50億円減益を計上した。これにより、当期純利益が前年同期比27億円減益の38億円となった。