済生会横浜巿東部病院でのBSCを活用した「働き方改革」

摘要

済生会横浜市東部病院（以下、当院）は、2007年3月に開院した三次救急を担う高度急性 期病院であり、地域中核病院である。開院から15年がたつたが、特にこの2年間は、 新型コロナウィルス感染症に対し、全職員が心 一つになって、最善の医療を提供している。この ようななかで、2019年から働き方改革を進めてお り、医師の働き方改革は2024年にはスタートする (図1)。現在、当院の働き方改革はスピード感 をもって、具体的に進めていく第2段階に入った。 そこで、働き方改革プロジェクトチームが設置され、筆者は、特任院長補佐として働き方改革プロジェタト推進の役割を担うことになつた（図2)。 今回、当院が目指している働き方改革につい て、報告する機会をいただいた。コロナ禍とい う特殊な状況における進涉であることをご理解い ただきながら、読み進めていただきたい。