ちよっと途中下車251駅目

摘要

日本は、明治期のなかば週ぎに日清戦争(1894?1895年)での勝利によってアジア巿場への進出を果たし、また、中国からの償金(2億両)を用し、て官営八幡製鐵所を1897年に設立した。同製鉄所の操業開始は1901年で、産業振興策の目玉でちあった。このことにより日本の経済と産業は飛躍的に発展し、貿易も急速に拡大していった。貿易は原料や食料品を輸出して製品を輸入するという形態から原料を輸入して製品に加工して輸出するという工業国型へと変貌していった。日清戦争から日露戦争(1904-1905年)にかけての時期が日本の資本主義の確立期であり、繊維産業を中心とする軽工業分野が発展し、その後、鉄鋼、造船、機械等の重工業分野が発展していった。