オホーツクの外海ホタテ桁曳網操業

摘要

ホタテ員の養殖は、東北地方の太平洋沿岸、陸奥湾および北海道の沿岸で行われています。 ホタテ養殖の育成法として、「垂下式」と「地まき式」があります。 垂下式では、採苗から出荷までを海中に張ったロープに垂下して育成します。 地まき式は、漁場にホタテ稚員を放流して、自然成長させて収穫する方法です。 殻長10cm以上の商品価値のある大きさになるには、放流後2～3年が必要です。 オホーツク海沿岸の地方では地まき方式の外海ホタテ養殖が盛んに行われています。 ここでは、オホーツク海沿岸でも有数の水揚げ量を誇る常呂漁協において行われているホタテ収穫作業について紹介します。 平成14年6月12日に、ホタテ桁曳網操業の実状を調査しました。