JIMGA 2021年度高圧ガス容器 回収運動結果発表

摘要

JIMGA(日本産業·医療ガス協会、今井康夫会長)は2月28日、全溶連および会員企業の協力のもと行った、2021年度の放置容器回収本数が前年度比54 2本減の683本、不明容器回収本数は同双本減の608本だったと協会HPで発表した。同結果は放置容器撲滅に向けて、1987年以来毎年全国で10月の1ヶ月間実施している容器回収運動「高圧ガス容器特別回収月間」での回収 本数を集計したもの。34回目の今回は、前年度の訪問軒数3万4149軒を上回る4万2784軒を訪問し、回収総本数は前年度比1万7179本減の4万6560本、このうち長期停滞容器(各都道府県における「高圧ガス容器適正管理指針」の返却期限を経過した使用済みの貸借容器)は同1万6600本減の4万5269本となつた。JIMGAは「放置&不明容器の合計回収本数1291本は、昨 年度(1870本)との比較では減少しているものの、過去10年間の平均が1768本であることを考えると、確実に減つているとはいえない。長期停滞容器の減少については、2018年度から20年度にかけて消費者の容器置き場での回収本数が大幅に増加したことの反動とみている。容器回収に携わった方々が積極的に活動してくださつたおかげで、訪問軒数は増加推移した」とする。