ドイツ国籍のラテン系スポ ーテイハッチSMART forfour

摘要

自動車評論家の故ラッセル·バルジンは、かつてスマート·クーペ（現在では"fortwo"と呼ばれる）の存在理由を「機能を犠牲にすることなく、クルマを世の人々が思うよりずっと小さくしたことだ」と述べた。スマートはあのサイズであるということに大きな意味があり、評価の核心を成しているということに異論を唱える人は少ないだろう。 そこへ、普通サイズで4人乗れるスマートがラインナップに加わったわけである。 2日間イタリアを駆け回った試乗からは、フォーフォーにスマート的な味を確認できたものの、ブランドとしてのスマートのイメージには、軌道修正を迫られる結果となった。