検診用マルチスライスCT画像を用いた冠動脈石灰化検出アルゴリズムの構築

摘要

冠動脈疾患は主要な死因の1つである．現在，冠動脈病変の検診としては造影剤による冠動脈造影が主流である．しかし，造影剤による副作用や侵襲性に懸念がもたれている．そこで，造影剤を用いないCTによる検査が着目されている．私たちの目標は検診用マルチスライスCT画像を用いて胸部を3次元的に解析し、肺がh検診と同時に冠動脈石灰化を検出するコンピューター支援アルゴリズムの開発である。