Web3Dによる多次元画像診断支援システム

摘要

連続多断層像であるⅩ線CTより胃など管腔臓韓を対象として構成される仮想内視鏡は有効な画像診断支援として注目されている. しかし, 概して情報量が膨大となり，Web上でのオブジェクトの動的観廉やナビゲーションなど操作性が問われる広域コラボレーションシステムの構動こは向かない．我々はこの問題をⅦ）3D技術の導入により解決する. また, 臓器の質感を高める目的で臓器に対する最適な色づけ，光沢についてシミュレーションを行うこの技術を今後，遠隔医療．における画像診断支援やインフォームドコンセント，医学教育などに適用し，この有効性を検証する予定である。