FPD／液晶用ガラス枚葉搬送システム：液晶用ガラス基板枚葉搬送機器·システムの紹介

摘要

昨今、フラットパネルディスプレイ(FPD)の用途は急激な広がりを見せているが、その中でFPDの代名詞になりつつある薄型テレビは特に注目を集めている。 薄型テレビは、奥行きが薄いという特徴だけでなく、先進各国で始められたデジタル放送の映像をクリアーに提供する媒体とし注目を浴びている。 また、世界的なスポーツのビックイベントの開催等の後押しもあり、ワールドワイドで爆発的な売れ行きを見せ始めている。 現在の薄型テレビの活況はまだ序章であり、今後更なる伸び代が見込めるため、各テレビメーカは強気な販売戦略を立てている。この序章での勢力図が今後の各テレビメーカ、パネルメーカの盛衰を左右する大きなファクターにもなる。 その戦略に呼応し生産現場も生産力増強を図っている。薄型テレビは液晶方式、プラズマ方式、プロジェクション方式に分類されるが、どの方式、どのメーカが覇権を握るのか衆目が注目するところである。 メーカの生き残りをかけたこの戦いの一番の命題は「市場に安くて品質の良い製品を提供できるか」にある。 この命題に対しFPD 生産メーカはもとより、生産装置メーカ、設備メーカも含めVA·VE·CD、製品開発に日夜取り組hでいる。 言い換えれば「立ち止まったらゲームオーバー」という業界である。