プラスチック光ファイバ用光トランシーバの活用技術：低価格で扱いやすいプラスチック光ファイバを使用する光トランシーバの使用方法について説明

摘要

光ファイバは、その断面を見ると、光伝搬させるコアと呼ばれる部分と光を反射させるクラッドと呼ばれる部分から構成される（図1）。 コアの屈折率をクラッドの屈折率より高くして、光をコア内に閉じこめ、全反射を利用して光の伝搬を行う。コアとクラッドの材質により、光ファイバの種類が区分けされている。 一般にプラスチック光ファイバというと、コアとクラットがともにプラスチックでできているもの(APF：All Plastic Fiber)、およびコアが石英でクラッドがプラスチックでできているもの(PCF: Plastic Cladding Silica Fiber) を指すことが多いが、ここではコアおよびクラッドがともにプラスチックでできているものをプラスチック光ファイバ(APF)と呼ぶことにする。