位相変調器とチャープファイバグレーティングを用いたパルス光源

摘要

CW光源、位相変調器、チャープファイバグレーティング（群速度分散デバイス）を組み合わせた光パルス列発生技術について述べる。 光パルス列の時間波形およびスペクトル波形は、位相変調周波数、変調指数、群速度分散量の3つのパラメータのみにより決定され、これらの値より得られる波形を正確に予測することが可能である。 2つの有用な光パルス列がこの方法により発生可能である。 つはスーパーコンティニウム光発生の種光源として利用可能な低いデューティ比?高いピーク強度を有する光パルス列であり、もう·つは光ファイバ通信におけるreturn－tO－ZerO（RZ）信号光パルスとして利用可能な50％のデューティ比·高い消光比を有する光パルス列である。