独自の品質管理監査と共同試験場制度を運営する宮崎県

摘要

宮崎県生コンクリート工業組合（木田正美理事長）は全国品質管理監査制度及び全国生コンクリート工業組合の認定共同試験場制度から離脱しているため，独白に品質管理監査制度及び共同試験場を運営している。特に，品質管理監査制度は国土交通省九州地方整備局や農林水産省，宮崎県などの発注者が運営に重要な役割を果たしており，共同試験場は公的な試験機関と位置づけられている。「全国組織から離れて独自に制度を運営する以上，制度を高度化していかなければならない。組合員にもそのような意識改革を求めている」と木田理事長は語る。このほか『運搬技能士制度』や『生コン学校』などユニークな活動を展開している。同工組の取り組みを紹介する。