妥当性、実用性の高い、床の性能評価方法を解説--「建築物床の各種性能評価方法シンポジウム」開催

摘要

日本建築学会材料施工委員会·内外装工事運営委員会傘下の床工事WG（横山裕主査）は4月22日、東京·港区の建築会館ホールにおいて、1997年から現在までの約7年間の活動成果をまとめた「建築物物床の各種性能評価方法シンポジウム」を開催した。 近年、床の居住性や安全性など様々な性能項目に関する妥当な評価方法が確立され、実用化されている。 しかし現状では、物性の測定方法と性能評価方法が混同される、妥当性に疑問のある性能評価方法が適用される、といった例もみられる。 そこで今回のシンポジウムでは、日本建築学会などで発表された研究成果や、海外を含む公的基準類、各種団体の規格などの調査結果を基に、妥当性の高い性能評価方法を選定するとともに解説し、広く普及させることを目的に行われた。