九州大学大学院農学研究院環境農学部門サスティナブル資源科学講座生物資源化学研究室

摘要

生物資源化学研究室の前身の木材化学工学講座は，1961年に林産学科が新設されるにあたり，農学部附属木材研究施設の有機高分子化学部門が移行してできた林産学第四講座を起源とする。1965年に木材化学工学講座に名称が変更され，戦後の高度成長期に目覚ましく発展した紙パルプ産業に係る教育·研究と人材輩出に貢献してきた。2000年に大学院重点化により農学研究院森林資源科学部門生物材料機能学講座生物資源化学分野に改組され，現在の研究室名称になった。2010年に環境農学部門サスティナブル資源科学講座に再編され，最先端の林産学研究を展開している。