擬似位相整合PPMgLN導波路を用いた波長変換素子の開発

摘要

MgO添加分極反転ニオブ酸リチウム結晶(PPMgLN)に，光導波路を形成した光通信用波長変換素子の開発を行った。 分極反転周期17.4μm，素子長30mmの波長変換素子を用いたカスケード方式の擬似位相整合(Quasi-Phase- Matching)による波長変換実験では，波長1537～1546nmのCバンド光（入力7dBm）を波長1570～1579nmのLバンド光（出力0dBm）に-7dBの効率で変換できることを確認した。