PCMを用いた建材の温度と蓄熱特性の関係を試験により求める方法を検討した.板状の試験体に一定速度で温度変化を与え,材料温度と材料に作用した熱量の経時変化を測定した.測定値から温度と比エンタルピの関係及び温度と比熱(複合材料の潜熱を含む見かけの比熱)の関係を求め,その結果を用いて潜熱,相変化温度域,相変化のピーク温度を求めた.この測定法について,試験体の熱容量や温度変化条件を変えた場合の測定結果の違いについて比較検討を行った.またASTM C 1784の測定も行い,測定結果の比較検討を行った.検討した測定法は,測定条件の影響を受けるものの,温度変化条件を小さくし,測定温度範囲を広く取ることでASTM法と同等の結果を得ることを確認した.
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机译:通过测试检查使用PCM的建筑材料温度和储热特性之间的方法。 板状试样以恒定速度得到温度变化,并测量温度变化与材料温度和作用在材料上的热量。 从测量值确定温度和比率与复合材料潜热的表观比热的关系之间的关系,并使用结果确定相变温度范围的峰值温度,确定相变。 对于该测量方法,我们比较了测试体的热量与测量结果的差异之间的差异,当改变温度变化条件时。 我们还测量了ASTM C 1784,并比较了测量结果。 尽管我们所考虑的测量方法受测量条件的影响,但证实了温度变化条件降低,并且广泛的测量温度范围以获得与ASTM方法相同的结果。
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