10月分科会は8社で値上げか原油3．4％安，石炭3.4％高鍵はLNGと石炭の価格動向＝5～7月輸入価格，調整単価試算＝

摘要

次の10月検針分では科金が上がるケースが増え そうだ。5～7月に輸入される燃料も，原油は続落する一方，LNGと石炭は続騰すると予想されるためだ。ただし，原油の続落は確実だがLNGと石炭は6月通関実績並みのドル建て価格を前提にしたもので，確定的ではない。しかし，それを承知で試算すると，10社の平均燃料価格は前期の横ばいが東京の1社,値下がりが北海道の1社，値上がりが他の8社となった。とはいえ，10月でも変化幅は極めて小幅なものに収まる。