売上高の減収9，060億円（9．2％）を燃料関係費の削減9，160億円で消し経常益8，361億円，純益5，376億円＝電力10社の29年3月期中間決算＝

摘要

電力10社が発表した平成28年度の中間決算概要を連結ベースで集計すると，売上高は 合計8兆9，513億円で，前年同期の90．8％（9，060億円減）へ落ちた。10社のうち増収は 四国（2．2％増）だけに終わった。四国の増収は増えた融通販売量による増収（34.7％増）効果が大きく，本業の電灯電力販売収入は10社とも減収を余儀なくされ，合計の7兆69 億円は前年の86．7％（1兆724億円減）へ後退した。