旭化成ケミカルズ·水島、「オメガプロセス」商業運転石化基礎原料の自給率向上、プロピレン選択生産

摘要

旭化成ケミカルズは、独自に開発した接触分解装置「オメガプロセス」の実証プラントを水島製造所に建設していたが、6月初旬から商業運転を開始した。 1993年から運転している「アメレフア」プラントと合わせて、石油化学基礎原料の自給率を高め、水島製造所とコンビナートの競争力を強化する。 ォメガプロセスは、石油化学プラントや石油精製プラントから副生するC4·C5ラフイネートを原料とし、旭化成ケミカルズが開発した独自の触媒を使用して、従来の熱分解法ょり低温の条件下でエチレン·プロピレンを製造する装置で、従来法に比べプロピレンの生産比率を高める技術である。 2004年にプラント建設に着手していた。