中·大規模木造建築物への折板の適用「集成材梁＋タイトフレーム」強度試験報告

摘要

タイトフレームと木造下地との接合に関し、「鋼板製屋根構法標準SSR2007」においては、「原則として釘又はねじ留めは行わず、必要な強度·剛性を有した溶接可能な鋼材をボルトを介して固定する等の方法による。（中略）なお、どく小規模な計画の場合で風荷重や温度伸縮の影響が小さいと考えられる場合は、タイトフレームを釘又はねじで直接接合する工法の採用も可能であると考えられるが、設計用荷重に対し釘又はねじの耐力は充分安全を見込hだ選定をする必要がある」として図1が示されている。