OMA経営革新·月例講演会（55）/要約と質疑

摘要

当社はアメリカのGEの日本の関係会社で、自動車のリース業などに従事している。サプライヤーから自動車を購入して自社の資産に計上し、民間企業や自治体などの顧客に貸与するサービスなどを業としている。 日本でリース業を初めて取り入れたのはリコーの市村社長で、米国のリース業に触れて日本での商業化を試みたものであり、同氏は昭和38年、わが国最初のリース会社として、都銀·長銀·生保·損保·メーカー·商社など各社の出資により、㈱日本リース·インターナショナルを設立した。 現在の当社（GEフリートサービス社）の発祥である。 翌39年にはオリエントリースが設立され、また、同年に東京リースも設立された。 わが国のオートリース用に登録されている自動車台数は全体で約300万台である。 因みに日本全体の車の総保有台数は約7，600万台であるので、その3～4％がリース車ということになる。 参考までにアメリカでの比率では、全車の約10％位がリース車である。