AGV系の自動搬送機を利用するWMSの事例

摘要

昨今の人手不足感の高まりが自動機械（保管(·搬送·ピッキング·計画等）への期待となっている。人手不足や人件費アップの問題は今に出たことではないが、Amazonのロボティクスなどによる物流革新や生産性向上の情報が広く知られた。今では国内メーカーも含め世界の物流機器メーカーが同様のAmazonロボティクス型（AGV： Automated Guided Vehicle)機器を開発し、活用事例も多く発表されるようになった。WMSは庫内の在庫管理とその入出庫業務を効率化するものであるが、LOGIZARDクラウドサービスは自動搬送機器との連携は限定的で人手中心の業務支援システムでした。しかし、日本では1970年代から90年代のバブル崩壊まで自動車·家電などの大手製造業がFA (Factory Automation)化に巨額な投資を行ったが、その実態は工場内搬送を含む自動化·ロボット化であった。インターネットこそなかったが今IoTと言われる内容に近い工場内IT化が構築されていた。ロジザードの前身は自動倉庫やFAのIT システム構築であった。再び、機械化や自動化に取り組む時代が来たようである。