無発破岩破砕工法の切り札パワースプリッタBP500-7

摘要

岩の破砕工法として一般的に広く採用されている発破工法は、振動·騒音·飛石などの環境面から、民家·道路·重安構造物が近い作業現場では、使用が制限されている。パワースプリッタBP500は、環境問題等で発破がかけられず、しかもリッパもブレーカもかからない硬岩を無振動で、発破工法より低騒音で、しかも経済的に予備破砕する機械である。 BP500は、1984年に発売以来、道路工事·宅地造成·ダム工事等の土木分野を始めとして、鉱山分野の端緑処理等にも使用され好評を得ていたが、このたびさらに市場ニーズを織り込みフルモデルチェンジを行ったので紹介する。