少量生産、特殊工具向きストラウザック社製CNC 5軸工具研削盤U-Grind

摘要

同社は1927年には精密時計部品向け加工機の生産を開始し、特殊工作機械の製造を経て、工具研削盤の専門メーカーとなった。1990年代に入り、CNC 5軸工具研削盤をヨーロッパ、ロシア、アメリカ、東南アジアで多品種少量生産機向け機械を多数販売した。2012年にロロマディックホールディングの傘下に入り、ロロマディック社が同業であるストラウザック社に資本参加したことが話題になった。ロロマティック社製工具研削盤は、量産加工における精度の安定性に定評がある一方、多品種少量、再研磨のアプリケーションにおいては選択されにくい状況がある。過去、ストラウザック社製工具研削盤は、多品種少量、特殊工具、再研磨向けに多数販売された実績があり、2013年から新機種のCNC 5軸工具研削盤U-Grindの販売が開始された。