重量物を運べIoTに対応

摘要

鍋屋バイテックが2015年11月から販売するドイツのジマー社の電動グリッパーの特徴は、グリッパーと制御機器の双方向通信を可能にする情報技術「IO-Link」対応と、同サイズの空気圧製品よりも把持力が高い点だ。これまでグリッパーとパソコン端末をつなぐには複雑なコネクターや知識が必要だったが、同製品はIO-Linkに対応し、コントローラーの内蔵のため、ケーブル1本で接続が完了。リアルタイムで使用状況などを確認できる。「IO-Linkに対応する機器は日本でも増えていて、1、2年でもっと普及するのでは」と商品企画開発部の渡辺宏プロダクトマネジャーは話す。