競争力アップを狙う！部品点数削減設計事例集：キャップ位置決め挿入装置「コストダウンのための改良」

摘要

流体（シャンプー）自動充填機の一部で，図1に示す中速·キャップ挿入部のA：キャップ回転·突上部に関するものである．キャップ，容器（その内の1種を図2に示す）とも数種類を共用したいというニーズ（かつ条件）の自動機である．手早く容易に，わずかな段取り替えだけで，製品需要に対応した生産切り替えがなされなければならない．そのため，パーツフィーダから流れてくる変形キャップの向きを一定にさせられない．そのためキャップを突き上げ，それをカメラで視認してから変形容器の方向に回転で合せ，それを圧入ヘッドが押し下げられてきたら受け渡す．次いでキャップを正しい位置に吊り下げたヘッドが揺動し，戻って，容器の真上に行き，容器に圧入装着する．この動作を繰り返すのである．