JIMTOF 2006にみる最新加工技術：横中ぐりフライス盤「KBT-11 EZ」

摘要

造船·建機·産業機械の分野では、横中ぐり盤の汎用性と、大物ワークに対応した搭載能力と重切削能力が求められる。 しかし、近年の好況に伴い、よりいっそうの生産性向上が目指され、高速性が要求される場合も多くなってきている。また、自動車関連を主とする中·大型金型加工の分野では、短納期化が一段と進hでいる。 荒加工／仕上げ加工の高能率化のため、この分野でも横中ぐり盤の高速·高精度化が望まれている。 これらユーザーの幅広いニーズに応えるため、当社の横中ぐりフライス盤「KBT-11 EZ」（図1、表1）では、横中ぐり盤の特長である大物ワーク搭載能力と重切削能力を維持しつつ、更なる高速·高精度化を図った。