アスパラガス

摘要

昨秋は，9月の台風襲来以後好天続きで，貯蔵根への養分転流が良く，根部の充実がよく，糖度も20％を越える圃場も多く見られる（図1参考）。 また，春の土壌水分が豊富で，春芽の収量は豊作が期待される。 春どりで大切なことは，立茎の時期です。 収穫期間のめやすは，表1のとおりです。 春どりは株の貯蔵養分の蓄積度に基づいて，草勢を低下させないよう打ち切ることが，基本で，遅くまで収穫を続けると，夏秋どりの萌芽量が少なくなります。