セメントロータリーキルン用塩基性れhがのクロムフリー化の状況

摘要

Type-5はType-4と同様，通常のセメントキルンの焼成帯の全域で使用が可能であり，コーティングの付着が不安定なキルンの焼成帯においても，良好な結果が得られると考える。 一方，熱負荷の高いキルンの焼成帯や大径キルンの真焼点部では，Type-1はマグクロれhがに勝る耐溶損性を示し，良好な使用実績を上げている。 原燃料として使用される産業廃棄物の影響が大きな問題の一つとなっているが，クロムフリー塩基性れhがは，これらの問題に対応し得る可能性を有しており，継続して改良と開発を推進していく所存である。