静岡大学農学部 生物資源科学科 木質科学コース 高分子複合材料学研究室の紹介

摘要

静岡大学静岡キャンパスは静岡駅から南東におよそ4km,静岡市街と駿河湾を臨む日本平につながる丘陵に位置しています。緑に包まれた自然あふれるキャンパスには，農学部をはじめ、人文社会科学部，教育学部，理学部とそれぞれの研究科（大学院）があります。ところで，農学部は2016年に改組を行い，従来の共生バイオサイエンス学科，応用生物科学科，環境森林科学科の3学科から生物資源科学科，応用生命科学科の2学科に再編されました。また2013年より行われていた農学部棟の新築工事がついに2018年3月に完了し，開放感や自然との調和を感じるフレッシュな環境のなか日々勉学·研究に励hでおります。高分子複合材料学研究室が所属する生物資源科学科木質科学コースは，森林からもたらされる再生産可能な資源である木質バイオマスの有効な利活用を目指し，住環境構造学，木質バイオマス利用学，森林生物化学，高分子複合材料学の4つの研究室で構成されています。私たち高分子複合材料学研究室では，環境に配慮した新規接着剤の開発、接着技術を応用した新規建築材料の製造，接着剤や木質材料の耐久性評価など，木材や未利用資源の有効利用において欠かせない接着剤に関する研究を中心に幅広く行っています。2018年10月現在，教員は山田雅章教授,田中孝助教の2名,研究補佐員1名,博士課程2名(社会人および留学生)，修士課程6名（うち1名は留学生），4年生5名，3年生3名の計19名が所属しています。