1997年4月の新GCP (Good ClinicalPractice)施行により,新規医薬品の開発や適応症の拡大を目的とした臨床試験(以下,治験)は,倫理性と科学性の確保を前提に世界共通のルール(ICH-GCP : InternationalConference on Harmonization of Technical Require-ment for Registration of Pharmaceutical for Humanuse-GCP)で実施されるようになった.これに対応するため,厚生省(当時)は治験を円滑に実施するためのサポート体制の1つとして治験支援スタッフ(CRC : Clinical Research Coordinator)の養成策について検討を開始し, 1998年より複数の機関で養成研修会が実施されている.
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