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摘要

6年制薬科大?薬学部の学生が入学から6年で薬剤師 国家試験に合格する「ストレート合格率」のばらつきが 指摘されるなか，文部科学省は2019年の第104回薬剤師 国家試験の合格状況に基づく 2018年度の実績をまとめ た。ストレート合格率は国公立大が7割～9割台を維持し ているのに対し，私立大は全体の約37%にあたる21校で 5割に満たなかった。5割未満の大学は前年度の25校より 減少しているもののなおも深刻で，すでに5年進級時に半 分以上の学生がふるい落とされている大学も6校あった。