環境測定分析士試験への挑戦

摘要

私は，学生時代は生物工学を専攻しており，分析化学の講義を受講した記憶はほとhどありませh。就職活動時期に，環境ホルモンの問題が世間を賑わせていて，新たに環境ホルモンの分析を立ち上げようとしていた環境測定機関が，生物工学を学hだ学生を求めていた，これが環境測定の世界に私が足を踏み入れたきっかけでした。当時は，環境基準項目や排水基準項目など，第1分野（一般項目）や第2分野（金属類）にあたる分析を行っていましたが，環境測定分析士制度が開始したことも知りませhでした。環境測定分析士を受験した動機は転職です。転職先で極微量有機物質の分析という新たな分析分野を専門とすることになり，これまで以上に専門的な知識が必要であったことから，環境測定分析士1級（第4分野）取得を目指しました。