特別授業

摘要

特別授業は毎年好評であるため，座席数及び配布資料が不足していた．そこで，本年次大会では前日に集中して開催することにした．今回の年会大会スローガンである『先進成形加工素材と技術のマリアージュ』をもとに，ナノコンポジット，射出成形，押出成形·CAEに加え，現在注目が高まっているセルロースナノファイバーにスポットを当て，計4件の授業が行われた．ナノコンポジットでは，豊田工業大学の岡本正巳教授より，「ポリマー複合材料の基礎，進化，現状の技術課題」というタイトルで授業が行われた．複合材料の基礎，進化についてわかりやすく解説いただき，現状の技術諌題や基盤技術構築の重要性についてご講演いただいた．射出成形では，東京大学の横井秀俊教授より，「射出成形現象の可視化実験解析」というタイトルで授業が行われた．