「骨太の方針」と「成長戦略2014」を閣議決定森林吸収源対策の財源確保新たな仕組みの必要性を指摘まとめ

摘要

政府は六月二四日の臨時閣議で、経済財政運営の基本方針「骨太の方針二o一 四」と成長戦略の改定版を決定した。需給ギャップが縮小しつつある今こそ、成長戦略の更なる推進を行うタイミングであると捉え、骨太の方針では、第1章では、今後の課題を、3消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減への対応、s経済の好循環の更なる拡大と企業の主体的行動、^日本の未来像に向けた制度、システム改革の実施、(4)経済再生と両立する財政健全化,であると指摘し、第2章で、経済再生の進展と中長期の発展に向けた重点課題として、①女性の活躍、教育再生をはじめとする人材力の充実、発揮、②イノべ—ションの促進等による民需Kゆの成.k軌近への移行に向けた^構造の改革、③魅力ある地域づくり、農林水産業.中小企業等の再生、④安心.安全な暮らしと持続可能な社会経済の基盤確保-として具体的な目標課題を揚げている。なお、骨太の方針の第3章では、経済再生と財政健全化の好循環、そして第4章では平成二七年度予算編成に向けた基本的考え方、をまとめている。