Math BlackBoardからの数式処理システムの利用

摘要

Math BlackBoardは松嶋の作成した黒板アプレット［1］を元に改良を続けているJavaプログラムである．黒板アプレットの特徴は，ドラッグ＆ドロップなどのGUI操作に，数式の操作を割り当てていることである[2]．MathBlackBoardにおいては，構成するオブジェクトの再構築後にカーネルを扱うための抽象クラスが作成されたため，外部の数式処理システムも，内部の独自カーネルと同様に数式処理エンジンとして利用可能となっている[3].