ナノインプリント用石英金型の受託生産を開始光通信機器加工のノウハウ生かす光学素子、バイオチップメーカー向け

摘要

日立電線のアドバンス技術研究所フォト·エレクトロニクス技術研究センタは、ナノインプリント（極微細刻印）用の精密な「石英金型」のファウンドリーサービス（受託生産）を開始した。 石英金型は熱による寸法変化が少ない利点があるが、石英の精密加工には独特のノウハウが必要で、一般の部品製造ユーザーには扱いにくい。 同研究センタは光通信機器向けの石英光導波路の製造で加工ノウハウを持つことから、市場が広がりつつある光学素子、バイオチップメーカー向けにファウンドリーを始めることにした。