超音波と光を利用した表層欠陥を可視化する新しい非破壊検査装置: 超音波光探傷装置MAIVIS MIV-500

摘要

近年、航空機、自動車、インフラなどの製造·整備／維持管理の現場では、競争力を確保するため、より高いレベルの品質管理及び生産性が求められている。一方で世界的な人手不足の深刻化や技能·技術継承など各事業者が抱える課題を解決するため、検査作業の省人化、効率化や自動化が求められている。また、環境·エネルギーの問題を背景として、部品の軽量化や高性能化を図るためのマルチマテリアルや複合材などの素材開発が進hでおり、新規構造材料に対応する検査方法が必要とされている。このように、現代の製造産業の情勢において、非破壊検査へのニーズは多様化·高度化してきており、新たな検査技術に対する期待が高まつている。