希薄燃焼ミラーサイクルガスエンジンコージェネレーションシステム（EP350G)

摘要

「希薄燃焼ミラーサイクルガスエンジンコージェネレーションシステム（EP350G）」（以下本システムと呼ぶ）は，高い発電効率を誇る希薄燃焼ミラーサイクルガスエンジンで発電機を駆動，エンジン排熱を熱回収することにより電気と熱を併給するシステムである。 本システムの発電出力は350kWであり，50Hz用としての発電効率はクラス世界トップレベルの40.5％を達成し，熱回収も含めた総合効率も向上している（図-1参照）。 また，脱硝装置なしでNox（O_2＝0％）200ppm以下を満足すると共に，必要な付帯設備を全てユニット化したオールインワン構造の採用により，製品および設置コスト低減を実現し，省エネ性，CO_2削減に優れたガスコージェネシステムの普及に寄与している。