ピンチテクノロジーの今後の展開と将来への期待

摘要

ほぼ初期の企画案通りに連載を完遂できたことに安堵している。 これまでピンチテクノロジーに関する日本語教本としては，「ピンチ解析法ガイドブック」があるだけで，他には断片的な解説や実施報告などが見られるだけであった。 ピンチテクノロジーのアカデミックな面の解説はガイドブックに譲り，本編ではなるべく実践的な面を強調したつもりである。 言葉足らずの点があればぜひご指摘いただきたい。 また，実施例の記述において協力していただいた出光石油化学殿，三菱ガス化学殿には感謝申し上げる。 実はもっと多くの国内事例を紹介するつもりでいたが，原稿執筆がいつもギリギリであったので，社外公表をお願いできるほどの時間的余裕がなかった。 これは著者の怠慢の故でありお許しいただきたい。 本連載がピンチテクノロジーの適用を考えておられる諸氏にほhの少しでもお役に立てることを願い,ここに終了させていただく。 次回があるとすれば，更に発展した内容をご紹介する場とさせていただきたい。最後に，今回連載の機会を与えていただき，また長期にわたり編集にあたられた省エネルギーセンター出版部に感謝申し上げる。