ASTM B10委員会出席報告

摘要

新金属協会ジルコニウム部会代表としてASTM委員会へ出席させていただいた。 今回特に印象が強かったのは、前回5月会議の時にも報告したが、インターネットの発達に伴い、今回から今までハードコピ一で配付されていた議事録の事前ペー配布が看てなり、今後、投票もすべてインターネットで配信－され、投票することになる説明がされた事である。 また、オンライン投票計画を成功させるために、ASTM から規格改定の場合は規格の電子コピーが提供され、委員会と小委員会もすべて電子情報でASTM に報告が義務付けられ、ASTM から各自にEメイルアドレスの確認がされる等、システムをきちhと構築している点も感心した。 更にASTMメンバーの義務として、投票の60％回収要求を守るため、今までのメイン委員会投票だけでなく、小委員会投票も2回連続して投票しない場合に警告状がきて、3回連続して投票しない場合には小委員会委員長により（メイン委員会投票は今まで通りエグゼクティブ′小委員会で）、メンバーシップの終結が行われてしまう規定が追加される方向となり、ここまでの監視チェックが出来るようになるのも、オンライン投票になるからとの事である。 彩そして、これら改革の真の目的は通信費·間接コストの削減と、世界をリードする規格であり続けるためのASTM、つまり米国の戦略であるという感じがした。最後に新金属協会事務局並びにジルコニウム部会の皆様にお礼申し上げます。