Bluetoothを用いたサービスモデルの将來展望

摘要

モバイル機器へのBluetoothの搭載が進むなか，無線LANとの相互干渉低減やBluetooth機器の高速検出などを可能とする新たな仕様"Bluetooth Ver.1．2"が策定されている。 新仕様の登場は，Bluetoothの更なる普及への後押しとなりうる。 社会インフラサービスへのBluetooth応用を目指し，東芝は，新仕様をベースにした，特別な接続作業を行うことなくBluetooth機器間の接続を確立する，"Bluetooth自動接続技術"を開発した。 また当社は，画像データをBluetoothでやり取りするための通信仕様"BIP (Basic Imaging Profile)"の標準化作業を進めてきた。 BIPの登場により，画像を取り扱うモバイル機器へのBLuetooth搭載が加速することが期待される。