Pressure necrosis of septal cartilage associated with bilateral extended spreader grafts in rhinoplasty-鼻形成術における両側延長スプレツダー移植片に伴う鼻中隔軟骨の圧迫壊死-

摘要

鼻形成術で一般的に用いられている両側延長スプレツダー移植片の結果としてみられる鼻中隔軟骨の圧迫変化を調査するのが研究目的である。レシピエント部位の屈曲、破裂、あるいは壊死は鼻尖の構造変化につながる。これらの両側延長スプレツダー移植片に伴う病的変化は臨床医に注意を喚起し、詳細な基礎的および臨床的研究につながつた。基礎的な実,験研究では、ニュ一ジーランド家兎をランダムにA、 B、 C、 D群に割り当て、A群を対照とした。右側の耳介軟骨を採取して、左側の耳の解剖学的に一致する部位に移植した。3 力月後に、肉眼的観察とへマトキシリン·ェォジン染色での顕微鏡的検査により圧迫効果を研究した。臨床的観察では、両側延長スプレッダ一移植片手術後半年から1年で、10名の患者において修正鼻形成術を行った。両側延長スプレツダー移植片に挟まれた鼻中隔軟骨の圧迫変化を手術中に観察した。