住友ゴム工業、宮崎工場がサテライト方式で燃料転換－住友ゴムグループ国内·海外の全タイヤエ場のガス化が完了－

摘要

住友ゴム工業は、このほど地球温暖化対策のひとつとして、タイヤ生産の主力工場である宮崎工場（所在地：宮崎県都城市、藤本紀文工場長）の既存ボイラーの燃料を、重油から天然ガスに転換した。 現在宮崎工場までは天然ガスパイプラインが届いていないため、工場敷地内に液化天然ガス（LNG）サテライト基地を設け、LNGをタンクローリー車で輸送する方式を採用した。宮崎工場は月間9,200トン（新ゴム消費量）の生産能力を持ち同社で2番目に大きいタイヤ工場である。今回の天然ガスへの燃料車云換により、同工場は年間総排出量の18％にあたるCO2を削減できることになる。