画像検索から映像検索へ－実用シス形脚光を適したセマンティックギャップの克服に向けて

摘要

本稿では、画像検索と映像検索の技術的課題を明らかにするとともに、有用であり実現性も高い研究開発の方向性を示している。 画像·晩像特徴量とその意味内容との間に存在するセマンティッギャップの克服が大きな課藤だが、これは本質的に困難な問題である。 一方、実際の画像·晩像検索の応用の場を考えると、対象となるドメインが限られた場合や、カメラなどから得られる情報および関連テキスト情報などの付随情報が利用可髄である場合などには、実用システムとして十分に実現可能である場合も少なくない。ここでは、社会的な要望が高くかつ現実的に実現可能と考えられる画像·映像検索として、個人用画像·映像検索、および放送映像検索をあげ、その特徴および検討すべき方向性について明らかにしている。